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           メール・マガジン

      「FNサービス 問題解決おたすけマン」

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    ★第199号       ’04−05−21★

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     怪奇現象

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●不審なメールは

 

開かず即削除、怪しげなサイトには敢えて接続しない。 オカシイ、と

感じたらウィルスバスター・オンラインスキャンでチェック。 たとえ

検出ゼロでも、精神衛生上必要なら迷わずリカバリー、、

 

という素朴かつ消極的な対応ぶりの私でしたが、それでも Win95 の昔

からウィルス被害体験ゼロ。 加えて先日来、プロバイダーのウィルス

チェック・サービスも利用し始めたので、ガードは堅い、、 つもりで

いたら先月20日近く、きわめて奇妙な現象に見舞われました。

 

 

たまたまメルマガ前々号アップロード直前、我が主力ME機で原稿作成

中、そのメモ帳画面に忽然、時刻日付に続いて \fgbv\45rt\-- などの

文字列が、カーソル箇所に<自動的に>出現。 何だこりゃ?

 

首を傾げつつ削除し、作業を続けていると、アレ? また出やがった!

この現象、ある時間間隔で反復するのです。 手を休め見守っていると、

<自動挿入>部分が着々不気味に増殖して行く、、 さながらガン細胞、

いや、微生物、、 あ、ウィルスか?

 

*   *

 

さらに妙なのは、文字列部分が次第に複雑化し、何とIEで接続すべく

<コピー>した<ことのある>URLまで含まれていたり。 何で今頃

こんなの思い出すんだ? 煩わしくて、メルマガ原稿に集中できない、、

 

で、メモ帳を閉じると、、おや、裏側にいつの間にかフォトショップが

立ち上がっていた。 おいおい、遊んでる場合じゃないんだ、、閉じる。 

そして念のためPCを再起動、改めて原稿画面を呼び出す、、 と、

 

出るには出るのだが、何故かそこに<検索>ダイヤログが乗ってやがる。

お前さんなんか用は無いよ、、閉じる。 あれ? ATOKパレットが

無い、、 あれ? <検索>、また出て来やがった、、

 

以後しばらく、<検索>出現、閉じる、出現、閉じる、、数回繰り返し

ていたら、、ついに閉じてくれなくなっちゃった。 <Ctrl+Alt+Del>も

利かない。 仕方ない、リセット・スィッチで強制再起動、、

 

*   *   *

 

試しにIEを起動すると、閲覧する間も無く忽然<お気に入りの整理>

ダイヤログが出現。 フザケんなよ、、閉じる。 が、テキもしつこい、

何度でも出て来やがる、、 またもやリセット・スィッチ。

 

じゃ、OEは? やはりオカシイ。 ショートカット・キーが利かなく

なっている。 なら、と<O>だったのを<0>や<L>に変えてみた

が、、どれも利かない。 アイコンをクリック、これなら立ち上がる、、

 

メールを読みつつ PgDn キーを叩いたら、ギョッ、全文一挙に反転して

しまったり、いつの間にか<送信者に返信>画面になっていたり、、

 

しかも<送信者に返信>で書き込んでいると、フォトショップが勝手に

出て来たり、それを閉じようにもキー操作は利かず、マウス操作のみ、、

 

もはや暴走状態、リカバリーするしか無い。 が、待てよ、まず<シス

テムの復元>を試みよう、、としたら、おや、カレンダーの戻りボタン

が利かない。 前回のリカバリーは昨年末、なのに3月にすら戻れない。

 

やむなく4月の一番古い日付で復元、としたが、、 怪奇現象止まらず、

ついにリカバリー実行。 やはり何となく動きが爽やか、初めからこう

すりゃ良かった、、 は束の間、たちまち怪奇現象も<リカバリー>。

 

かくて、困ったときの東芝PCダイヤル頼み、 

 

*   *   *   *

 

上記一式を説明すると担当者、「ハードのトラブル、のようですねえ」。

キーの誤作動かも、と。 で彼女の指示に従い、順に各キー、入出力の

対応を点検したが、、 異常なし、、 いや一度、手がパームレスト辺

に触れた瞬間、謎の文字列が現れた、、 やはりハードかなあ?

 

「周辺機器も、、」疑うべきだと言うのだが、ACアダプター、LAN

ケーブル、PCカード、、「増設メモリーは?」、あ、付けてます。

 

それを外しても怪奇現象が出る、なら<入院>させるしか無い、の結論。

電話を切って、メモリーを外し、、起動してみると、、何だい、やはり

出るじゃないか。 つまり<させるしか無い>ことになった。 

 

が、予備XP機のワード2002が私には使いにくい(我がサイト構築

にはワード98を使用)。 メルマガ配信とサイトのメンテを済ませる

まで▼は何とかこのME機で、、 と決心。

 

 ▼4月23日それらを終え、直ちに東芝PC工房へ。 キー作動点検

  ソフトで診て、異常なし。 ともかく入院させ、以後本17日現在、

  未だ原因究明には至ってない、即ちお助けプロも手こずる怪奇現象、、

 

 と書いていたら電話が来た。 怪奇現象再現せず、お引き取りを、と。

 生みの親には良い子、か、二重人格め。 じゃトコトン壊してやらあ、、

 ここからの入力は、従ってそのME機での作業。 さて、どうかな? 

       (20日現在、私にも<良い子>。 何のつもりだ?)

 

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●以後、それまで主に画像作業用

 

にしていたXP機、前号はこれで作成したわけですが、それに着手した

5月1日、画像でなきゃヤだ、か、いきなり「シャットダウン、、」の

メッセージ。 何だこりゃ? 怪奇現象が伝染したか? マイッタなあ。

 

困ったのは、一旦そうなると、それまでを保存しようにも、操作を全く

受け付けないこと。 マゴマゴするうち、全文消滅。 チキショー!

 

気を取り直し、記憶を辿って文章再構築、、 と、またもや「シャット

ダウン、、」、チキショー! 以後入力中、改行ついで1行ごとに保存

をかける、という原始的暫定対策でその日は凌ぎ、

 

翌2日PCダイヤルに確かめると、「ええ、ウィルス<のようです>ね」。

その時点では未だ<よう>でした。 が、やがてプロバイダーから警告

メールが来たりして、W32.Sasser.Worm なるものを初めて知った次第。

 

ネットに接続しただけで感染する、ウィルスチェック・サービス以前の

問題、IEを<6SP1>とし、ファイアウォールの設定を行なえば、、

という。 WinUpdate は怠らないつもりだが、時には急ぎすぎない方が

良いようにも聞くので、未だ<SP1>にしてなかった、、 遺憾。

 

だがリカバリーすりゃOKだろう、やるっきゃ無い。 ついでにワード

98も載せてみるか、、 メルマガ配信目前で気は急くが、早速着手、、

 

 

したが、何と Disk5 の途中で「インストール失敗」。 リカバリーで

こんなこと初めてだぜ、、仕方ない、Disk1 からやり直し。 もちろん

<SP1>にしたし、ファイアウォールにもチェックを入れた。

 

けれども、ワード98には「使えません」と出た。 再試行して何とか

インストールできた、かに見えたが、試運転してみるとやはり機能不全。

うーむ、MSめ、、

 

やむなく2002に戻したが、やはり使いにくい。 思い付いて女房の

Win98 機を一時借用することに。 それで作ったデータをXP機へ移し、

そこから飛ばしゃ良いのだ。 窮すれば通ず、、

 

しかしXP、その後もどこかギクシャク。 たとえばOEの起動が遅く、

ショートカット起動が利いたり利かなくなったり。 文字の割り当てを

変えても不安定、、 MEの不調が乗り移った感じ。 近々リカバリー、

またやり直さにゃ、、

 

**********

 

 

●ささやかな我がメルマガ、

 

素朴な我がホームページ、、ではあるが、OS違いの2台体制で万全を

期していた、のにこのザマ。 技法講師の口癖、「トラブルがくる時は

たいてい<団体さん>、、」を久しぶりに呟きました。 それにしても、

 

主力機が怪奇現象で戦線離脱するのを待ち構えていたようなタイミング

でウィルスが予備機を侵すなんて、、出来すぎです。 潜在的問題分析

PPAの限界を感じさせられました。 どうやら最後は<運>、ですな。

 

  おや、折しもケーブルTVの Discovery Channel は<飛行の恐怖

  緊急事態発生>。 エンジン1基に燃料ポンプは2台、その2台が

  2台とも止まってしまい(当然)エンジン停止! なんてやってる。 

 

  しかし単発の旅客機は無い。 1基生きていれば飛べる、即ち全機

  スペア・エンジン付き。 ところが(と話は続く)火山灰の<雲>

  に遭遇して全エンジン停止! という究極の緊急事態!

 

  並列冗長系による信頼度向上はハイテクの常識ですが、そうしても

  ダメな時はダメ、即ち想定外、いわば不<運>。 そこを乗り切る

  には意志と能力と、、やはり<運>、、

 

  もちろん、私の場合はヒコーキほど命がけじゃなかったけれど、、

 

 

ともかく以上のようなスッタモンダで集中を妨げられ、前号は些か締め

が甘くなってしまったと反省しております。 要するに次男を引き合い

にして言いたかったのは、本人の意志と努力が<あれば>状況の打開は

可能(逆に、<無ければ>不能)、ということ。

 

またどんな道を選び、何に出くわそうと、常に本気で取り組み、最善を

尽くすべきだということ。 それは必ず<次>につながり、決して無駄

な経験にはなりません。 <これまで>こそ<これから>のもと。 

 

  1940年、ナチス・ドイツの猛攻に大ピンチのイギリスを背負い、

  66歳にして決然と首相の大役を引き受けたチャーチルも、「私の

  これまでは、全て今この時のための準備であった」と述べた由。

 

そしてつながりやすくする方法を、、と言うなら、<基本的な考え方の

筋を通すこと>。 それは即ち(ほーら来たゾ!)Rational Process。

直訳すれば<筋の通った、考え方の過程>、まさにそのもの、ですから。

                          ■竹島元一■

    ■今週の<私の写真集から>は ★何だこりゃ?★

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